2022年03月13日

舞踊修行時代の過酷な?スケジュール…★

ある生徒様のリクエストにお答えして、
今日は過去のインドでの舞踊修行時代の話を1つ
思い出しながら、書いてみます😊

*****

私が舞踊修行で滞在していたのは、
インドの東部にあたるオディシャ州
というところでしたが、
都市部のデリーやムンバイ等とは違い、
当時はまだまだ 今以上にのどかで
道も舗装されていないところが
たくさんある、ような感じでした。

師匠の元に踊りの公演依頼があると、
村の方へ車で他の生徒のダンサーたちと
出掛けて行きますが、
そんな道の状況なので、とても時間もかかるし、
ドライバーも知らないような村というのが
地方にはたくさんあります。
時に、同じ州内でも車で8時間とか片道かかるような
日帰りのハードな旅も、ありました。

公演があるのは大抵夜18時以後なので、
その日のスケジュールとしては

朝9時(みんな遅れて来るので揃うのは10時とか、、)
から学校でリハーサル、演目ごとに
ポジションやフォーメーションをチェック

帰宅してランチを食べてから、
衣装にアイロンをかけて再度学校へ集合
13時頃に車で出発

16時頃、村の会場に到着

18時頃まで着替えメイク

会場(大抵は野外ステージ)に移動して
出番までひたすら待機、、(これがとてつもなく長く、出番もいつになるのか、すぐかもしれないし、
分からない為、気も抜けないストレスフルな時間です)

22時くらいまでに出番を終える

速攻で着替えて村でディナー

23-24時くらいには村を出発

帰りは深夜で道も空いているので行きよりは早く帰れて、
そしてドライバーも早く帰りたい為、めちゃくちゃ飛ばします、、

1時2時くらいには学校に到着
(場合によっては早朝になることも、、)
シャワーを浴びて死んだように就寝

みたいな感じが、いつも!!
ありました。翌日も別の公演!なんてことも、
時期によっては三日連続!!の時には
もう泣いて 公演には行きたくないと
師匠にお願いしたことも。
(大抵聞いてはもらえないが 笑)

今考えると、ほんとうにハードで
よくやってたなーと 思いますが
それを考える間もない余裕のなさでした!
当たり前、って凄いですね✨
そんな、インドでの舞踊修行時代でした。

odishavillagestage.jpg
↑これはかなり後に撮ったものなので、
長期滞在してボロボロで頑張っていたときのものではないですが、
どこかの村公演での懐かしい1枚、、
小さなボコボコ床のステージです。

posted by Susant at 21:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする