ある生徒様のリクエストにお答えして、
今日は過去のインドでの舞踊修行時代の話を1つ
思い出しながら、書いてみます😊
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私が舞踊修行で滞在していたのは、
インドの東部にあたるオディシャ州
というところでしたが、
都市部のデリーやムンバイ等とは違い、
当時はまだまだ 今以上にのどかで
道も舗装されていないところが
たくさんある、ような感じでした。
師匠の元に踊りの公演依頼があると、
村の方へ車で他の生徒のダンサーたちと
出掛けて行きますが、
そんな道の状況なので、とても時間もかかるし、
地方にはたくさんあります。
時に、同じ州内でも車で8時間とか片道かかるような
日帰りのハードな旅も、ありました。
公演があるのは大抵夜18時以後なので、
その日のスケジュールとしては
朝9時(みんな遅れて来るので揃うのは10時とか、 、)
から学校でリハーサル、演目ごとに
ポジションやフォーメーションをチェック
帰宅してランチを食べてから、
13時頃に車で出発
16時頃、村の会場に到着
18時頃まで着替えメイク
会場(大抵は野外ステージ)に移動して
出番までひたすら待機、、(これがとてつもなく長く、出番もいつになるのか、すぐかもしれないし、
分からない為、気も抜けないストレスフルな時間です)
22時くらいまでに出番を終える
速攻で着替えて村でディナー
23-24時くらいには村を出発
帰りは深夜で道も空いているので行きよりは早く帰れて、
1時2時くらいには学校に到着
(場合によっては早朝になることも、、)
シャワーを浴びて死んだように就寝

みたいな感じが、いつも!!
ありました。翌日も別の公演!なんてことも、
時期によっては三日連続!!の時には
もう泣いて 公演には行きたくないと
師匠にお願いしたことも。
(大抵聞いてはもらえないが 笑)
今考えると、ほんとうにハードで
よくやってたなーと 思いますが
それを考える間もない余裕のなさでした!
当たり前、って凄いですね

そんな、インドでの舞踊修行時代でした。
↑これはかなり後に撮ったものなので、
長期滞在してボロボロで頑張っていたときのものではないですが、
どこかの村公演での懐かしい1枚、、
小さなボコボコ床のステージです。