お時間許せば、グルジとの出会い・1/4を先にご覧くださると
意味合いが通じやすいかと思われます。
ありがとうございます。
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翌日に踊りのワークショップが開催され、参加することができました。
小さな踊りの演目と、オディッシーダンスで使われる太鼓を教えてもらい、
優しく一生懸命に指導してくださるガジェンドラさんの姿にますます惹かれていきました。
その日の最後に質疑応答の時間があり、私は幸運にも気になっていたことを尋ねることができました。
「世界には色んなダンスがありますが、貴方は何故オディッシーダンスを踊られているのでしょうか?」
と失礼ながらも尋ねると師は
「私の師匠グル・デバプラサッド・ダスは若くして亡くなってしまいました。
師匠の思想、芸術を継承し広めていくことが、私の生涯の仕事で師匠への愛、献身なのです」
と仰いました。
この方は自己中心的という言葉とは間逆に生きる人だ、
自分以外の人間のために、こんなにも愛を持って生きている人がいるのか!
と、当時20歳だった私は深く感動し、涙が止まりませんでした。
初めてお話できたWSの時の写真
続きます。